楽器によって
わたしは、自分の音楽活動として、ロックバンドを複数掛け持ちしてやっていますが、
ずっとやりたかった”ピアノトリオ”を結成し、今年に入ってからライブ活動を始めました。
ピアノトリオ(ドラム・ベース・ピアノ編成)といっても、使用機材は、エレクトリックピアノ(ステージピアノ)か、シンセサイザーのピアノ音源なのですが、それぞれ鍵盤数や重量などが違い、搬入しやすさ、ステージの大きさによって使い分けています。
スタジオ練習で毎回20キロ以上あるステージピアノを運び込むのはなかなか大変なので、本番直前以外は10キロ程度のシンセを使うことが多いです。
家で練習する際は、アップライトピアノがありますので、シールドを繋いだり、電源を入れたりの必要のない気軽さも相まって、そちらで練習したりします。
ところが、やっぱり使用機材によってバンドサウンドが大きく変わります。
単音もしくは2和音でも十分音の存在感がある場合、右・左手で構成音を沢山使って効果的になる場合、あとは鍵盤のタッチによって弾き心地がだいぶ違うので、強弱のニュアンスの付け方、はたまたフレーズの種類・・・同じことを弾いたとしても明らかに不足してしまったり、逆にうるさくなってしまったり・・・
なので、機材による演奏の仕方を素早く捉えることが必要となってきます。
どの機材も一長一短で面白く、こちらの意図しない反応が返ってきたり、思わぬ潜在能力を発見したりですごく楽しいです。
そうだなあ、よく使う機材は3台くらいですが、もう3台控え選手もいますので(笑)、
それぞれの個性と向き合って弾くのは、課題であり、楽しみであります!
管理人:おおが